「みちのくドキュメントルポライター渡辺良雄が行く東北浪漫旅 福島県郡山市<高旗鉱山跡の旅[PART2]
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高旗山トレッキング。◇初冬の高旗鉱山跡トレック[PART2]

◇歩き始めてから、2時間と10分。酸性質
ようやく高旗山南登山口に到着しました。
鉱山跡は、この登山道に沿って周辺に点在していたようだ。
今でもその名残が見られて、当時の状況を微かながらにも把握できる。


近くの岩肌には、鉱物資源なのか青い鉱脈が露出していた。廃坑口(封鎖済み)から流れ出す沢水は、酸性質が強いのか石が抹茶色だった。鉱山は、
高旗山の南側斜面に位置して、昭和初期から35年頃まで採掘されていた。当時は、最高時の人数は500人以上にもなっていた。
校舎跡
中には家族を伴って働いていたという。
そしてこの集落からは、村会議員が二人も出ていたとか。
現在では、ズリ跡や石垣。校舎跡
を思わせる遺物(コンクリート枠。
ガラス破片他)が、かろうじて残っているだけでした。



校舎跡<校舎の石垣>

◇その当時は三和小学校の分校もあった。
その場所は、既にヤブで覆われていたが、森の中に広場らしきものが感じられた。広さは約100坪程ぐらいしかなかったが、山間の割には此処だけが陽が入っていた。

直ぐ上にも2箇所広場らしきものがあった。破片
冬になると、厳しい寒さにも耐えながら働き勉強していたかと思うと胸が熱くなりました。傍には小さな清水の流れがあり、流れの瀬音と共に子供達の歓声が聞こえるようでした。


<山の恵み>

◇高い樹木に、何かを発見。
頭上
10m以上もある高所の枝に、ツタ状のものが絡み付き親指ほどの果実がなっていた。
あれは、マタタビ科のキウイフルーツです。
と言われても、皆は?コクワ
こんな所にキウイフルーツだなんて?和名はコクワの実

通称サルナシでした。



コクワの実◇ちょっと味見
美味しいと聞いたら、黙っていられないのが山の仲間達だ。其れを聞いたか聞かなかったかは定かじゃないけど、金子さんがスタスタと大木に飛びついた。
山の味
絡みついた蔓を目指して、10mほどヨジ登り
10数個採取。皆が輪になって恐る恐る頬張ると、まさにキウイフルーツその物でした。

山の恵みは、動物達のご馳走でもあります。サルの群れが来たら、一晩で無くなってしまいます。


林道に
実をつけていた紫式部
越冬する
ルリタテハ
あじさいセピア色の山アジサイ
のんびり温泉<郡山のんびり温泉>

郡山市郊外に位置する自然温泉掛け流し「のんびり温泉」で疲れを癒しました。男女とも、内風呂と露天風呂が併設されていますから、ゆっくりとお湯を楽しむ事ができます。

<アクセスと産出鉱物>
高旗鉱山跡に行くには、東北自動車道郡山南ICから長沼街道(県道47)を経由して山寺バス停交差点より右折して喜久田熱海線(県道29)。高旗観光ぶどう園を目標に進むと、ぶどう園に入る南側の蒲沢のバス停そばに橋があり、修武舘本部の大きな看板から西に向う高旗山林道入口に着く。(塩の原バス停より徒歩45分)※日帰りウォークでも、単独ではなくグループで散策する事をお勧めします。
福島県観光情報 郡山市観光協会 のんびり温泉