■福島県吾妻山麓に位置する「信夫温泉のんびり館」。
一月から2月までは、積雪量は多くないものの雪が降る日が多くなります。3月に入ると、陽射しのあたる南斜面から雪解けが始まる。折り重なったズッシリと重い雪の塊。その雪を、押しのけながら成長する野草があります。
そうです。黄色い可憐な花で知られる福寿草です。
信夫温泉には、何十年前からか春の時節を知らせてくれるのです。
お客様は、名も告げずに新聞端に書き記したものと思います。
見るからに弱弱しくみえる茎なのに、何処にそんなパワーがあるのでしょうか。春の息吹とは不思議な力だと思います。
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■小さな天使が春便り。
3月にはいると、荒川沿いの土手辺りを散歩すると、一斉に小さな紫色の花が咲き競います。でも、余りにも小さく足元にあるためか、誰も振り向いてはくれないんですよね。そんな言葉が聞こえてきそうな主は、オオイヌノフグリです。
オオイヌノフグリ?
なんかヘンテコな名前ですね。
この花びらからは、想像もできない光景が見られます。
見るからに、犬のタマタマ?
つまり、花が終わるとオス犬タマブクロにソックリな形(種子)なのです。
折角のお便りなのに、艶消しな解説をしてしまいました。
ゴメンなさいませ!
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■夜の案内人「湯マタギ」
湯マタギとは、東北各地の温泉とグルメ旅をドキュメントルポしている野郎だ。是までに、まともな原稿を書いたためしは無いが何処か人気があるのだ。何故って、男と女の表と裏を知り尽くしているからである。
昼は、畑仕事。夜はTAXI出稼ぎ稼業。
ある時は、学園で講義をすることもある。荒れ暮れた人生街道を闊歩して、夢と挫折の往路旅。しかし、自然を愛して止まないロマンチストでもあるのだ。
さくら。サクラ。桜。
別に、歌を歌っているのではない。
日本人の心に焼き付いている花が、桜なのだ。そして、桜色には誰もが青春を感じてしまう。サカリ?がくるのもこの季節だが、夜桜見物装いながら恋いを語る大道具でもある。
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■雪ウサギ開眼
福島の里人は、この雪の残形を見て春を感じるのだと言う。
単純にそうなのかと訪ねたら、青い空。雪ウサギ。花木蓮。
この3点セットが、揃って初めて里人は稼動するのだそうだ。
通称「種まきウサギ」。
ウサギが何処に撒くんだって?
バカ言う出ねぇ〜!ウサギが山から下りてきて種撒くんだ。??じゃ無くて、農家が稲の種を撒き時期なのである。最近では、Bハウスで育苗する為に仕事も捗り、田んぼに水を張り苗代掻きの時期に当たる。
信夫の里には、散歩道がたくさんあります。
阿武隈川沿いの船渡しめぐり。芭蕉の歩いた道を散策。
疲れたら、ゆっくりと信夫自然温泉に肩まで浸り体を癒してくださいませ。きっと、旅の想い出を胸に綴りながら深い眠りにつくことでしょう。
■初秋の吾妻小富士山頂
暑かった06”夏が過ぎて、9月の始めに吾妻小富士にトレッキングしてきました。夏場の東よりの風から、北西の風に変わっていた。心地よい風に吹かれて、秋の装いを感じました。
ふと足元を見ると、薄い黄色みがかった花を見つけました。
荒れ野のような火山帯の中で、ホッとします。でも、この花の名を知らなかったんです。自然の中にいつも入り込んでいるクセに、無知な自分に情けなく思う。
■天空の花。
まさに其の言葉通りに、真っ青な空に浮かんだ花が印象的でした。
これからの吾妻山周辺は、見事な紅葉に包まれます。 |
| ●皆様のお便りお待ちしています。 |