「信夫温泉と秘滝巡り」<吾妻山麓「幻の鼓滝」秘境ロマンを求めて。>  福島県福島市信夫温泉のんびり館日帰り温泉
<鼓滝>
6月15日
Y.W隊長
温泉女将
信夫料理長

バギー
■福島県福島市高湯街道。
フルーツラインから、磐梯吾妻スカイライン方面にハンドルを切る。信夫温泉入り口
程なくして、最終の信号交差点となる。街道入り口の急カーブを曲がりながら進むと、左側に信夫温泉の標識が見えてくる。この温泉宿は、長い歴史があると聞くが最近リニューアルされた。宿泊も、日帰り入浴も可能だから疲れた体を癒すには丁度いい。

今回は、温泉宿の女将さんから秘滝探検の隊長を命じられたのである。私は、以前から沢登りを趣味として数々の滝を求めてトライしていた。今でこそ老体だが、まだまだ依頼を断るほど落ちぶれてはいない!つもり!だった。俺達3名は、トラックの荷台に4輪バギーを積み込み、温泉つり橋袂から狭い林道に進入した。この林道は、永年使用されていないため、道路状況が不明だったので万全を期していたのだ。

■旧林道を5キロほど進むと、これ以上は通行ができなかった。
車を捨てて、道無き道を進んで行く。100mも行かない内に、落石のため道は凸凹だった。
これから先は、ブッシュ帯もあるから少しづつ進む意外に手立ては無い。足元を確かめながら、未だ見ぬ鼓滝に急いだのである。
ヤブ漕ぎ
■昔の植林地跡
我々が進んできた林道は、戦後に植林された杉林の為に造られた様だ。シドキ
行く手には、50年程の杉林が各所に見られた。しかし、どの場所も手入れなどはされていない。道理で道の修復もされていない筈である。この林の中は、思い掛けない収穫もあった。

山菜のシドキです。この山菜は、キク科の多年草で和名はモミジガサ、方言にはシドキ、シドケ、シドキナ、シンドキ、キノシタ、トウキチ、スドケ、シトキ等いろいろな呼び名がある。東北地方では一般的にシドケと呼ばれているようだ。 ミズ。アイコ。等など。これを見つけた女将さん!滝の事など忘れて、せっせとシドキに狂ってました!
苦戦■道に迷う3人組。
狭い道無き道を、歩く事30分が過ぎていた。
もうそろそろ到着してもいい頃なのだが、山腹を横切る獣道は未だ平行線を辿っている。斜面を曲がった時に、大きな滝の音を聞いた!この下にある!そんな誘惑の音は、是までに何度も聞いていたのだが、今度こそ間違いはない!大きな滝の音に、誰もがそう思ったに違いなかった。20分ほど掛けて斜面を降りてみると、滝など何処にもなかった。あの音は、幻だったのだろうか?間違いなかったのは、道に迷ってしまった事実だけだっだ。

沢沿いに遡行しようと試みたが、余りにも険しく断念!
再度来た道に戻り、再び山腹横断を開始したのである。
歩き始めてから45分。足元の獣道が、沢方向に降っいるのを感じた。そして再び、大きな滝の音が迫ってきたのである。今度こそ間違いはない!ドンドン滝の瀑布音が響いてきた。疲れている筈の3人組みだったが、それも忘れて岩場を乗り越えた。


幻の鼓滝に遭遇
■やっとの思いで、3人組は夢にまで見た幻の鼓滝に巡りあう事ができました。
鼓滝出現その滝は、見るからに40m以上あると思われる巨大な滝だった。
悪戦苦闘のヤブ漕ぎ時間は、45分位だったろうか。道に迷わなければ、最短30分程度なら到達できる距離にあったのだ。滝の落とし口は狭かったが、一気に膨張して水飛沫が舞い上がる!滝壺内からは、異様な音が発生しているではないか!その飛沫は、あたかも鼓の音に合わせて舞いを演じているようだった。
鼓滝滝壺は二段になっているのだが、最初の落ち込みは隠れていて確認できなかった。二つ目の滝壷の面積は、約30坪程だがこれ以上近づく事は不可能だ。しかし、少し離れてよく見てみると、両側の岩盤が「つつみ」のように円形に縁取られているのである。

◇幻の鼓滝」誰が付けたのかは定かではないが、まさしく水の妖精が舞う鼓滝に違いなかった。この滝には面白い伝説がある。「村人が、山菜採りの途中で出会ったそうな。躍動する鼓滝を前にして我を忘れて身震いしたとか。帰り道、ハッと気がついた!手に持っていた筈の山菜袋が無かったのである。そうだ!あの滝を前にして、身動きできずに落としてしまったのだ。」

◇我々の鼓滝探検は、初トライで見事に到達しました。
この素晴らしい鼓滝を、多くの観光客の方々にお見せしたいと思っています。但し、安全対策はくれぐれも「自己責任」でお楽しみ下さい。

夜の露天風呂◇信夫温泉では、夏休みを前にして鼓滝トレッキングをプランしています。その前に再度、沢からの遡行アタックを試みてお客様の安全を確認したいと思っております。

<信夫温泉ランチ&ガイド付き鼓滝トレックプラン>
詳細に付きましては、もう少しお待ち下さい。日帰り温泉

このHPレイアウトは、OUTDOOR PLANNERドキュメントルポです。 詳しい宿情報はOFFICIAL SITE
アクセス:東北道福島西ICから土湯温泉方面R115を経由してフルーツライン高湯温泉方面。 TEL:024-591-1212
信夫高湯温泉路線バス:JR福島駅西口より高湯温泉方面約30分。信夫温泉停留所で下車。徒歩2分。
■福島県立美術館  福島県歴史資料館 福島市古関裕而記念館 福島市資料展示室 浄土平天文台 小鳥の森
■福島市民家園 原郷こけし群 西田記念館 四季の里  花見山公園 浄土平ビジターセンター