「春の旅」<ドキュメントルポライター渡辺良雄うつくしま桃源郷を行く>福島県福島市信夫日帰り温泉。一軒宿宿泊
初秋の浄楽園
吾妻小富士
リンゴ畑散歩道
新緑の信夫路
土湯街道
雪ウサギ
女沼カヌー旅
幸福橋1
幸福橋2
先達窯探訪
鼓滝探検1
鼓滝探検2
羽州から信夫
しのぶ冬景色
安積野探訪
阿武隈川1
阿武隈川2
逢瀬川探訪1
逢瀬川探訪2
吾妻山トレック
湖上の彩り
木戸川サーモン
請戸川のサケ
南会津山女魚
魚のゆりかご
信夫路俳句
秋の信夫旅-1
秋の信夫旅-2
<このHPは[信夫温泉のんびり館.郡山のんびり温泉] OUTDOOR LIFEを紹介するORIGINAL MAGAZINEです。> 
●みちのく郷土料理と温泉。山女魚手配師「渡辺良雄」<みちのく浪漫旅>を御覧下さい。
No-2 No-3
桃の花うつくしまふくしまは、花の桃源郷である。
と誰かが言ったそうな。しかし、何処を指してそう思ったのかは定かじゃないけど、福島は言わずと知れたフルーツ王国なのである。地形そのものが山に囲まれていて、カルデラのように地域全体が落ち込んでいるのだ。その為に、盆地特有の寒暖の差が果樹の生育に適している。

春真っ先に開花するのが、ピンク色の桃の花。
次にはペイルイエローのプラムの花。純白の花びらが、ふっくらと咲く梨の花。新緑が出揃ってから咲くのが、リンゴの花である。その光景は、正真正銘「花の桃源郷」となる。
桃畑東北道飯坂ICから、大笹生を経て庭坂に向う。
一般的な行楽なら、盆地の真ん中に頓挫する信夫山とか、花見山公園がいいかも知れない。しかし、俺は敢えて人気の無い農道を選定したのである。何故なら、この周辺には本当の春の気配が感じられるからだ。

4月に入った途端、例年に無い寒さがブリ返した。
その為か、もう5月なのに桃の花が咲き始めたばかりだった。開花を促すように、農家の人達は下草刈りをしている。道すがら、話を聞いたら一週間ぐらい遅れていると言う。季節が変動すると、遅霜などの被害を受け易くなると心配していた。
「春の陽の 季節は何処へ 行ったやら」

なし畑庭坂周辺の梨畑。
東北道周辺では、ピンクの花で埋まっていたが、庭坂まで来ると梨畑が多くなってきた。桃の花も、実もピーチ色。梨の実は茶褐色なのに、その花びらは純白なのだ。よく手入れされた梨棚の上では、今にも咲きそうに白い花が顔を出していた。

南西方向となる真正面に見えるのは、安達太良山の裏側である。
この山は、郡山方面(真正面)から見て想像もつかないぐらいに、絶壁の険しい姿には驚いた。その反面、吾妻連邦は正面から望めるので安らぎさえ覚える。
やっぱり、穏やかな正面からの山景の方うがいいですよね!
しかし、見慣れてしまうと飽きてしまう。険しい山河こそ征服感が漂います。何の話か、ワカリマセンが。


吾妻小富士の雪模様。
福島市内から吾妻小富士を見上げると、雪の残形がウサギの形に見えるのだ。
是が噂の雪ウサギ。又は、種まきウサギと申します。農家にとって、一番大事なのは水であります。
だから、その年の降雪量が気になります。雪解けの春。田植え時期から稲の花が咲くまでの間は水が命なのです。

雪ウサギ雪ウサギが出現する頃。
枯れ果てた田んぼの用水路に、雪解け水が流れ込んできます。
既に撒かれた種籾は、10cmほどに育っている事でしょう。
此処で一番の撮影場所を見つけました。

白と紫の花モクレンが、咲き競うように満開でした。
その中央には、雪ウサギがしっかりと目を見開いていたのです。
いい気になってシャッターを押していたら、何と!!電源がチョン切れ状態に唖然!先日取り替えたばかりと思っていたら、バッテリーが無くなっていたのですよ!準備万端のつもりが、トンだドジでした!

ウサギの話。旅随想。
福島市は、何度行っても面白いエリアである。
郡山から、東北道をブッ飛ばしていく。松川辺りから、急に下り坂になってトンネルを抜けると大きな視野が広がってくる。右手には小高い阿武隈山脈があり、左手には2,000m級の吾妻連邦が聳えている。

そのまま北に向うと、阿武隈川の行く末が遠くに見えてくる。
この奥州路は、戦国の時代から名立たる武将が通い続けた街道でもある。いろんな和歌や俳句が詠まれ、その度に信夫の里が語り継がれた。
雪ウサギを、定点観察しながらて何気なく近づいて行く。ドキッとする場面に出逢う。ウサギが動いた?カーブを移動しながら撮影していた画像を継接ぎしたら、何とアニメーションのように動いたのである。
因みに、シャーッターはウインドウ越しの感覚押しです。

アクセス:東北道福島西ICから土湯温泉方面R115を経由してフルーツライン高湯温泉方面。
信夫高湯温泉路線バス:JR福島駅西口より高湯温泉方面約30分。信夫温泉停留所で下車。徒歩2分。